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U型、Y型コード 好みはどちら

最近、少し前によく見たイヤホンのU型コード(U字型)をめっきり見なくなった。

U型コードとは、左右に分岐した後のコードの長さが異なるコードのことである。
これによって、コードを長いほうを首に回して装着することで
スタイリッシュに装着することができた。

また、コンビニなどで会計するとき下の図のように首にかけて
素早く着脱するのに便利だった。
ath-eq300_zu.gif

MD時代のイヤホンは大抵がU型だったと思う。


それに対して左右のコード長が等しいY型コード。
今はほとんどがY型コード(Y字型)である。
なぜだろうか?

その答えはやはり音質の違いだろう。

iPodをはじめとするデジタルオーディオプレイヤー(DAP)が大ヒットし、
イヤホンの需要も高まり、それにつれて音質を高めた高級イヤホン が数多く出回りはじめた。
(今現在、1万円前後のイヤホンは激戦区だと思う)

これによって、音質を重視したメーカーはU型からY型コードに
切り替えていったのだと思う。

なぜ、U型よりY型のほうが音質がいいのか

それは、コード長が大きく関係してくる。

U型コードでは、左右のコード長が異なるために信号を
うまく両方のユニットに同じように転送できない。

これによって、U型では左右でアンバランスな音になってしまう。

しかし、Y型コードでは、左右のコード長が等しいため こういったことは起こらない。
なので、音質の面を重視したメーカーは Y型に切り替えてていったようだ。

実際、左右のコードの長さが違うことで抵抗値等も変化するので電気信号的には
アンバランスになることが予測されるが、その程度の差をiPodなどのポータブル機上で
違いを認識できるのか疑問に感じるが・・・

メーカーとしては高音質と謳った新製品を頻繁に出しているので、そのあたりから
音質重視の設計を意識しているのだろうか。

U型の発祥メーカーであろうSONYでも低価格帯はU型の製品がいくつかあるようだが、
やはり高音質を謳う高価格帯のモノはやはりY型である。

こういった傾向は、購入も者側も音質を意識しだしているからともいえる。
街中や電車内でも数万円するイヤホンをよく見かけるようになったし、
中にはポータブルヘッドフォンアンプまで常時携帯しているツワモノまででできた。
こういったユーザーのニーズに応えるためのメーカーの取り組みだろう

正直、U型の方が扱いやすく、いろいろと便利だったのだが(タッチノイズも少ないし)
今ではU型は中々ないので少し残念・・

そんな中、ある程度の音質でU型でおすすめなのは EX500SL MDR-EX300あたりだろうか。




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テーマ : iPod
ジャンル : コンピュータ

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現在、バイトを辞めたのでぷー太郎状態・・・

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